「近くて遠いこの身体」 平尾剛

筋肉を捨て、感覚を深めよ。

元ラグビー日本代表が見つけたスポーツ科学とはまったく異なる視点&「身体」と「教育」の新たな接点

体育教師 スポーツ関係者 必読!!

「身体」は数値やデータに馴染みません。けっしてマネジメントするものではない。外側から数値を押しつけるのではなく、内側から生まれる感覚に耳を傾ければ、これまでとは異なる世界が広がるはずです。どこか懐かしさを感じる世界がそこにはある。本書が、その世界を開くきっかけになることを心より願っています。
――「はじめに」より


著者情報
平尾剛(ひらお・つよし)
1975年大阪生まれ。同志社大学、三菱自動車工業京都、神戸製鋼コベルコスティーラーズに所属し、1999年第4回ラグビーW杯日本代表に選出。2007年に現役を引退し、現在は神戸親和女子大学発達教育学部で講師を務める。共著に『合気道とラグビーを貫くもの――次世代の身体論』(朝日新書)。「SUMUFUMU LAB」でコラムを連載。

推薦
個人的なものであっても汎通性の高い知見は「パブリックドメイン」として共有できるし、すべきだと僕は思っている。平尾さんが獲得した人間の心身についての経験知は「すぐれたアスリートしか所有できないこと、すぐれたアスリートしか口にすることが許されないこと」ではないと僕は思う。この本に書いてあるすべてのことを僕は「僕自身の経験知」として語りたい。平尾さんもきっとそれを望んでいると思う。――内田樹

私は今までそれぞれの競技スポーツの世界で一流といわれる人に何人か会ってきたが、私の説く技やトレーニング理論を平尾氏ほど深く理解した人物は他に見あたらない。それは平尾氏が自らのスポーツ人生の中で感じ考えていた事が、私と出会った事で深く納得がいったからだと思う。その意味では平尾氏と私は出会った時に同志的存在である事を互いに確認したと言えるだろう。平尾氏のような指導者が今後のスポーツ界では何よりも必要とされていると思う。――甲野善紀


判型:四六版並製
頁数:272ページ
装丁:矢萩多聞
発刊:2014年9月27日
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